ソリューション
同社は常にテクノロジーの最前に立てるようにするためにも、デュアルIntel Xeon E5プロセッサおよび最大1TBのRAM、デバイスごとの最大60Gb/秒の内部ネットワークインフラストラクチャ、仮想マシン環境用の10Gb/秒の個別ネットワークを持つTDS-16489Uなどの最新のQNAPモデルを使用しています。また、専用のQNAPテクノロジーも採用し、最適な効率でのデータセンターの稼働を実現しています。Qtierは、NASユニットのストレージ効率の最適化に使用されています。また、Q’centerは、複数のNASの集中監視・管理に使用されています。QNAPの仮想化ソリューションであるVirtualization StationおよびContainer Stationは、複数の仮想マシンのホスト、実行、管理に使用されています。
RTRR、RsyncおよびQNAP Cloud Backupなどのタスクはデータセンターで行えるようになりました。BSBDataの機器は常に、顧客の暗号化されたデータを受信するためにスタンバイしています。また、Windows、iOS、Linux、Android に完全に対応しています。さらに、バックアップはBKPMonitorで顧客側から監視できます。
このワークフローは、顧客からBig SafeBox Dataのデータセンターへの入力("push")に基づいています。この情報は、顧客それぞれのQNAP NASのバックアップタスクと一致しているため、顧客のネットワークと同社のネットワークにボトルネックは見られません。顧客のNASのデータは、機密性、効率性、信頼性とともにBSBDataのデータセンターにすぐにバックアップされます。
顧客は、バックアップタスクが安全に遂行されるように、RTRR(Big SafeBox DataのNASで資格情報と容量を提供)を使用したり、同社のシステムからWindowsアプリを使用したりすることができます。
それぞれの顧客はバックアップタスクに優先度を設定するため、最大3か月にわたりファイルのバージョン制御を利用することができます。顧客がファイルの暗号化パスワードを用意している限り、バックアップの復元は非常に簡単です。これは、Big SafeBox Dataのセンターのデータがすべて、AES-256で暗号化されており、顧客のデータのすべてが機密に保持されているためです。
利点
QNAPの実装により、BSBDataの大きな成功が証明されています。また、BSBackupツールをQNAP NASで実行することで、顧客の容量を最大90%も節約することができます。同社はQNAP NASの実装により、日々競争が激化する分野において革新し、業界をリードする地位を築くことができました。「我々は、QNAP NASが提供するパフォーマンスに非常に満足しています。インフラストラクチャの柔軟性、反応性、信頼性を手に入れることができたため、弊社のインフラストラクチャの予防的管理がこれまで以上に楽になりました。また、SSLを使用した弊社の顧客のデータへのアクセスセキュリティが増加していますが、エネルギーコストは減少しています。最高に満足しています」と、Big SafeBox Data最高執行責任者Manel Garre氏は話しています。